センター紹介

【基本方針】

 超音波センターは安心・安全かつ高品質な検査で
患者さんへの良質な医療に貢献します

【目標】

 1. 安心・安全な検査の施行 2. 高品質な検査結果の提供 3. 認定資格取得の推進
4. 積極的な診療支援 5. 最新の検査法の取り組み

超音波センターは、北海道大学病院の超音波装置を用いた診療及び超音波装置の保守管理を行なうことを目的として2010年3月に設立されました。院内で超音波装置を用いた検査や診療は多くの診療科で行なわれていますが、その中でも最も多くの件数を施行しているのは1階超音波室と2階心エコー室です。

1階超音波室は超音波装置8台を有し、臨床検査技師(8名)と診療放射線技師(3名)により、担当科医師の指導監督のもと、腹部、体表、血管、泌尿器、その他の領域の超音波検査と造影超音波検査を施行しています。2012年からは中央診療検査Iナースセンターの協力を得て、造影剤の静注や、患者容態急変時の対応の支援を受けることができるようになりました。

2階心エコー室は装置5台を有し、循環器内科医師(6名)、臨床検査技師(5名)、保健科学研究院の教員(2名)が、超音波指導医/超音波専門医の指導のもと、経胸壁心エコー検査、経食道心エコー検査、ドブタミン負荷心エコー検査、ならびに運動負荷心エコー検査を行なっています。2016年から、小児の心エコー検査も実施するようになり、検査件数は増加しています。

2017年からは院内における全ての超音波装置の保守点検作業・修理対応を、2019年からは装置調達に関する調整を超音波センターが一括して行っており、院内超音波装置の点検・整備にも尽力しています。
1階超音波室では2015年から前期研修医と放射線診断科後期研修医の研修、心エコー室では2018年から前期研修医研修がスタートし、院内外の超音波検査教育についても積極的に取り組んでいます。

研究については、1階超音波室では、「イノツズマブオゾガマイシン治療を施行された急性リンパ性白血病における体外式超音波検査を用いたSOS/VOD早期診断の有用性」、「乳腺病変の最適な超音波画像撮像条件の検討」、国立研究開発法人日本医療研究開発機構(AMED) 臨床研究等ICT基盤構築・人工知能実装研究事業「医療の生産性革命実現プロジェクト」に採択された研究開発計画「人工知能の利活用を見据えた超音波デジタル画像のナショナルデータベース構築基盤整備に関する研究」への参画を行っています。
2階の心エコー室では、「慢性心不全における運動耐容能規定因子に関する検討」、「心拍動により生じる左室内渦に関する研究」、「右心系と肺循環の評価に関する研究、構造的心疾患を対象とした検討」などを行っています。
また、ボランティア活動として、札幌市内の野球肘検診や肝癌検診に参加し、超音波検査を実施しています。